最近ちまたで、「毒親」という言葉を聞くようになりました。
「育ててやってるんだから」
ちゃんと育てていない親に限って言うよね。#毒親— 毒親を持った子供の愚痴 (@dokuoyaT_T) January 4, 2018
こんなことをすぐ口にしてしまう親を持つ方,おそらく結構いる気がします。
毒親とは、
毒親(どくおや、英:toxic parents)とは、過干渉やネグレクトなどによる児童虐待によって、一種の毒のような影響を子供に与える親のこと。
出典:Wikipedia https://ja.m.wikipedia.org/wiki/毒親
毒親の定義は上記の通りです
最近のメディアでは、自分の娘や息子が成人し、自立し、そして結婚した場合でのみも
- 「私は親なんだから」、「いつまで経っても親のいうことは絶対」という思想を過度に押しつけてくる親
- 「親不孝」のレッテルを過度に貼り付けて、自分のことばかりしか訴えてこない親・・・。
いわゆる「かなりドギツイレベルでの困った親」を指します。
子供のライフスタイルは完全無視、自分の思想と生活が一番・・。今回はそんな、
- 「こまった毒親」から逃げる方法のひとつは?
を考えてみたいと思います。
Contents
対処法や逃げる方法は?
依存している(されている)状態から抜け出す
毒親は子供、または親の「依存体質」から脱出できない状態であることが多いです。
(また、私の知り合いの例ですが、母側が毒親だそうで、「いつでも母親のいうことは絶対だ。」、と思い込んでしまっています。そのため、成人になってからも「何事も親がいないと決められない、(職場の選択など含む)」。となってしまっているそうです。
以下はYahoo!ニュースに載っていた、毒親の記事です。
親との関係で悩むこと、あなたはありますか。
結婚は「家に入る」ことではないのに、そんな意識に基づく慣習は平成の今も残っています。実の母でも、義理の母でも親の呪縛から、逃れようとする女性たちがいます。https://t.co/pLdB5l3wqi#毒親 #平成家族— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) January 9, 2018
上記の記事からもわかるのですが、親依存体質を脱出するには、まず自分自身で『親元から離れる』、という決断と気持ちが必要です。
自分が何かする度に、「親がいないと何も出来ない。」「親のいうことを聞かないと嫌われそうで怖い/悲しませそうで怖い/不機嫌になりそうで怖い」といった考えが、まるで呪いにかけられたかのように、無意識で真っ先に来てしまうのが問題だ、と感じます。
そのため、元凶となる毒親からあえて離れることで、依存体質や罪悪感からだんだんと抜け出していくことが出来るのでは?と思います。
ただし毒親は、自立しようとすると「自分が可哀相!!」とアピールしてきたり、かえって過干渉してきたり、ということも考えられるので、引っ越しなどを考える際は入念に行う必要があるかもしれません。
自立するために必要な事とは?
一般的にいう『精神的自立』と『経済的自立』のバランスが初めて取れて、自立が出来ます。社会人として、「一人暮らし出来る収入を得る」のが理想です。
社会人として自立は出来る位の収入はあったとしても、別の問題があります。それは、「毒親」が足かせになっていたり、依存体質が自分も身についてしまっているのが当たり前になっている場合です。
「精神的自立」と「経済的自立」、どちらもバランス良く取れるのが理想ですが、なかなか難しいんですよね(-_-;)私も偉そうに言っていますが、まだまだ出来ていませんし、模索中です。
この二つの自立が,うまくいっていないと必ずどこかで,歯車がおかしくなる瞬間が来るかもしれません。
スモールステップで1つ1つ目標を達成していくこと,が自立への一番の近道なのかな?と感じます。実際に、最初から一気に自分の人生を180度転換するなんて、なかなか難しいと思います。
それでも、最終的な目標のひとつは、
です。
大きな目標なんて要らないです。まずはただそれだけを目指すこと、だけでいいんじゃないか?と思います。
例を挙げてみたいと思います。
- 一人暮らしをするにははどのくらいのお金が必要か?
- 貯金〇〇万を~まで(期限を具体的に決めておく)する!毎月暮らすお金に~必要か!を考える
- そして、気持ちを決めて、いざ行動する!
といったように、一つ一つ目標を簡単なプロセスに分けて決めておくのがいいかもしれません。
自立するためのやることリスト(あくまで一例です。)
私が、毒親から離れるために必要かも?と思うことを載せてみました。
お金も必要になってくると思いますが、親バレすると面倒な部分が出てくるかもしれないので、慎重に行う必要があります。
- 引っ越したらどの位のお金が必要になるかを下調べする
- 自分の契約のモノ(携帯,アパート,職場のこと,光熱費,料理の方法,女性なら周辺の男性のことは見極める力を自分で身につける)は自分で管理できるように下調べをしておく。
- 料理は毒親を頼る、という感じで立てておいて教わるのも手。(褒められれば機嫌よくして教えてくれる場合もある)
- 『親のいうことは絶対ではない』というメンタルを身につける為に,物事は自分で決める力をつける。
- また、客観的に冷静な意見をくれる友人やサポーター的な存在を一人か二人は見つけておければ尚良いかも(そしてこの人にも決して依存しないこと、と決める。あくまで対等な存在である、ということ)
- 自分が好きだなあと思うことを見つけておく(頑張りすぎるとどこかでメンタルは必ず破綻するため。)
- 毒親に『親不孝者!』と大バッシングされても、物怖じしないメンタルを身につける。その為には物事は客観的に見れる力も必要。
- 体調不良などになって働けなくなった時の為のお金は貯金しておく(結構これが原因で、また毒親とつながらなくてはならなくなる人が多い為)
- 怪しい『ラクに稼げる系』の甘い誘惑、情報に飛びつかない。そういったモノを見つけた場合はネットなどで調べる力を身につける。『商品名 詐欺 怪しい』 などの検索ワードでYahoo!やGoogleで検索すると、同じような口コミや情報が出てきたりします。
- また、信頼できる友人などがいればその人にきちんと相談すること(このとき決して毒親には相談しない)
- (2019/1/23)完全に絶縁したい場合、何が必要なのかを把握する。(オススメ記事へのリンクを後述いたしました。)
とても偉そうに書いてすみません(;´∀`)
やること盛りだくさんに見えますが、実はどれも必要なことだと思います。
実際、私の親もかなりの毒親で、進路まで全部反対されてきたクチです。だからここに書いたことは、今まで生きてきた私の人生でやっておけばよかったことや、やったことをざっと挙げてみた、といった感じです。
- 親と繋がるきっかけを少しでも減らすこと
- 頼ってきた思考を→これからは自分でなんとかしてやるぞ!
という考えに徐々に変えていくことが大事かなぁ、と切実に思います。ただ、口でいうほど簡単じゃないんですよね。
社会とのつながりを見て、今まで『親の意見や感情、常識』の世界しか知らなかった自分を外の世界へと解き放つことで、自分がどんなに狭い世界にいたのか、をまず知ること,痛感することが第一歩だと思います。
(2019/01/23追記)本当に絶縁したい人向けにオススメ記事
とはいえ、毒親といっても様々です。
ストーカーレベルまで追いかけてくる、極度の毒親に立ち向かうためにはどうすればいいのか?
公的に対処したいけれど細かい決まりや、一般的に知らないことが沢山ありますよね。
そんな方にお勧めの記事を見つけました。
Twitterのフォロワーさんであるミカコさん(@mikakolife )さんの記事です。
具体的にバッサリと縁を切る方法が書いてあります。わかりやすいです。
法律的に対処できる方法が丁寧にまとめてありますので、是非ご覧ください!
また、ミカコさん自身の毒親体験談も、大変参考になりますので、是非合わせてご覧ください。
まとめ
いろんなタイプの毒親家族があるため、今回主に、『親と子の共依存』タイプをあげてみました。
自分の人生なんだから、自分の意思で決めていくことは
本当に大切だと思いますから(;´・ω・)