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【見学レポ】寮を設置の高等特別支援学校を見学!生活の様子、学ぶこと

こんにちは!ぜろねっこ(zero0necco280)です。

先日、寮を設けている(全寮制では無い)高等特別支援学校を見学させて頂く機会がありました。

以前見学させて頂いた、特別支援学校・高等部とはまた違った発見がありましたので、今回は記事にまとめてシェアさせて頂こうと思います。

  • 高等特別支援学校も、進学先として考えている
  • 中の様子はどんな感じなのか知りたい

という方は、特にご覧ください!

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そもそも高等特別支援学校とは何?

では、「高等特別支援学校」とはなんなのでしょう?

特別支援学校には小学部、中学部、高等部が併設されていることが多いのに対して、高等特別支援学校は、高等部単独で設置される。一般企業への就職ができる可能性が高い生徒に対して、就労に重点を置いたカリキュラムで教育する。

出典引用:コトバンク https://kotobank.jp/word/%E9%AB%98%E7%AD%89%E7%89%B9%E5%88%A5%E6%94%AF%E6%8F%B4%E5%AD%A6%E6%A0%A1-882321

 

実際学校を見学した際、一般的な社会人としてのマナーや自立への為の暮らしなどを厳しく指導している様子でした。

ところで、特別支援学校といえば、通常は小学部・中学部・高等部が一貫として併設されている場合が多いですね。

私は、そういった「一般的な支援学校の高等部だけ設置された学校=高等特別支援学校」だと、ずっと思っていました。。

ところが今回見学させて頂いたところは「軽度の知的障害の子を対象にした特別支援学校」というキャッチコピーが、パンフレットに記載されています。

つまり、「軽度の知的障害の子(一般企業で働けそうな子)に特化した学校である」という位置づけです。

前述したコトバンクの文の中で、

「一般企業への就職ができる可能性が高い生徒に対して、就労に重点を置いたカリキュラムで教育する。」

という文章が結構重要です。

なので、

高等特別支援学校=「軽度の知的(もしくは発達も)障害の一般企業に就職ができる可能性が高い生徒への学校」

と捉えて頂ければ間違いないでしょう。

高等特別支援学校を見学させて頂いて、わかったこと

今回見学させて頂いた、高等特別支援学校の様子

  • 一般企業に就職できそうな生徒を対象にしている
  • 集中力がある生徒が多い
  • 就労中心のカリキュラムが組まれている
  • ある程度、自分自身の考えを述べたり、まとめられる力も求められる
  • 公共交通機関を自分で利用できる、遅刻しそうな場合は自分でどうすれば良いのか思考&判断する力、連絡する力なども求められる
  • 寮を設けている学校の場合は、特に自立して日常生活を管理する力を求められる

一般企業に就職できそうな生徒を対象にしている

これは前項で書いた通りです。

なのでこれ以降は、実際に見てきた感想や印象を書いてみようと思います。

集中力のある生徒が多い

まず、思ったのが「すごく集中力がある子が多い」ということ。

高校生の皆さんは目の前の作業に、大人顔負けの手つき・顔つきで、真剣な表情で向き合っていました。飽きっぽい自分が大変恥ずかしくなりました・・・。。(汗)

授業の見学陣(わたしの他にも数十人一緒でした。)が目の前を通過したら、「正直、彼らの集中力が阻害されてしまうのでは?」と思っていました。

しかし、手つきや集中力は絶対抜けることなく、真剣な面持ちで取り組んでいる子ばかりで、大変感服させられました。

つまり、「目の前の作業に、真剣に取り組むだけの気力や集中力が求められる」ということです。「この子たちはいったい、物凄い集中力をどうやって身に付けたんだろう?」と、とっても不思議な気持ちでいっぱいでした。

寮がある学校の場合、各自の身辺自立がより求められる

社会にでても、「障害者枠に勤める」ということは、基本的な身辺自立がしっかり出来ていることが最低限の条件となります。

わたしも、「障害者枠に求められる基礎能力」をきちんと理解していませんでした。

今回見学をさせて頂き、「自分のことは、やはり自分で出来ないと・・・」と痛感させられました。

今回わたしが見学させて頂いたところは、実家が遠い生徒のための寮を設けている学校です。

たぶん、一般的な寮のある学校の生活とあまり変わらないのでは?、と思います。

四人一部屋なので、割とぎゅうぎゅうです。私物もあまり持ち込めません。

「軽度の知的障害の子でも、求められる生活の敷居高くない?」とも思いました。。

寮のある高等支援学校を入学する際に、「必要かも? 」と思ったスキルを以下に書いてみます。

高等特別支援学校の寮生活をする際に、求められるスキル

  • 「自分で余暇をどう過ごすか」
  • 「一緒に暮らす寮生たちと、ある程度やっていくスキル」も必要(但し、いじめなどがもし起きた場合など、個別の対処はきちんとされているようです。)
  • 洗濯、入浴、掃除、時間管理、などあらかたの事は自分で出来て当たり前
  • 学校によっては、スマホの管理なども、ある程度自分で出来ないといけないそうです。

今回寮に入らずとも、ある程度「出来たほうがいいなぁ」と思うことは、実は以下の本にまとまっています。

わたしも実際に買って勉強させて頂いております。

余談ですが、実際わたしみたいに生きづらさを感じ、かつ親が過保護&過干渉・・・その結果大人になってから何も出来ないというのは、結構詰みます。(苦笑)

なので、「子供のうちから障害がわかっていること」=「大人になってから、出来たほうがいいことを伸ばす時間が沢山ある」ということです。

そう思うと、なんだか少し得した気分になりませんか?

なので、お子さんが出来そうなことは、少しずつお願いしていきましょう。

案外「頼りにされて嬉しい!w」とノッてくれるかもしれません。

自分のことは自分で出来るようになっておいたほうが、大人になってからだいぶラク~~~です。

そういう意味で、なかなか障害を持つお子さんが「親元を離れて暮らせる機会がない」ので、貴重な経験をさせてあげられる、とも言えます。

ある程度、自分自身の考えを述べたり、まとめる力、ホウレンソウも求められる

これも結構高度なスキルを要求されている気がするのですが・・・。

やはり、一般就労をする上で「自分の意見や考え、相談や報告が出来る」という部分は重要視されてくるようです。

今回、授業を行っている時点での見学で、残念ながらそういうシーンはお目にかかれませんでした。

とはいえ、学校側や企業が重要視している点でもあるので、以下にまとめてみます。

  • 自分の意見を伝えることが出来る
  • ある程度自分の考えをまとめることが出来る
  • 他人に対してホウレンソウ(報告連絡相談)が出来る

正直、「うっわ、難しそ・・・。。」と思いました。

ただ、色々な人がいる世の中なので、「やはり可能であれば身に付けておけば、後で強力な武器になるよ」という考えでもあるのでしょうね。

公共交通機関を自分で利用できる、遅刻しそうな場合は自分でどうすれば良いのか思考&判断する力、連絡する力・・・なども求められる

  • 寮の所属する生徒は、週末自力で地元へ帰らなければいけない規則がある。
  • それも毎週、日曜の午後にはまた学校に戻らないといけない
  • 公共交通機関が遅れた場合の対応方法や、バス電車の乗り換え方法など全て自分で行えるようにして入学しないといけない

「正直、ハードじゃない?」と思ったのが本音です。

もともと特別支援学校は、割と地域の外れにある場合が多いです。

また田舎に行けばいくほど、公共交通機関も限られてきますよね?

そう考えますと、通学する方法が一般の大人でも結構大変だと思います。

それでも、将来自立した時の為を想定しての練習期間と思って、ここは納得出来れば大丈夫です。

就労中心のカリキュラムが組まれている

この学校は前述したとおり、「軽度知的障害の子を対象にした高等支援学校」という位置づけです。

「軽度の知的障害の子が、実際の社会で求められている力ってどのくらいなの?」

とずっと思っていました。

今回見学させて頂いたことで、一気にイメージが湧いたので、思わずツイートしてしまったのです。

ツイートの時は「障害者枠」と書いたのですが、おそらく「一般就労枠」も多く想定しているのかもしれません。

3年間を設けて沢山就労へ向けての訓練をみっちり行い、社会人としての基礎スキルを叩きこんで卒業する。

一般的な就職は、どんな仕事をするのか全く未知数です。

どんな人も、実際にその会社に入ってみないとわからないことだらけなのではないでしょうか?

学校に、実際の企業の社員さんを講師として招いた授業を行うことも多いそうです。

ですので、学生時代から就職に向けて現場に近い環境で過ごすことは、とても合理的だといえます。

初めてのことが苦手な、発達障害/知的障害の人には大きい部分ですよね。

このように「実際の企業がどんなところに重点を置いて仕事をするか」がきちんと考えられている点で、高等特別支援学校の存在が大きく感じられました。

まとめ

今回は、「寮がある高等特別支援学校の見学レポ」をお届けいたしました。

今回見学させて頂いた、高等特別支援学校の様子

  • 一般企業に就職できそうな生徒を対象にしている
  • 集中力がある生徒が多い
  • 就労中心のカリキュラムが組まれている
  • ある程度、自分自身の考えを述べたり、まとめられる力も求められる
  • 公共交通機関を自分で利用できる、遅刻しそうな場合は自分でどうすれば良いのか思考&判断する力、連絡する力なども求められる
  • 寮を設けている学校の場合は、特に自立して日常生活を管理する力を求められる

今回の素直な感想は、「障害者でも、自立した生活を送れるように」、という思いが学校の教育方針の中でしっかりと組み込まれていること。

一人の社会人として、立派に生きていける術は大切ですよね。

「学校生活の中で、思う存分練習できる環境がある」、というのはとても素敵なのではないでしょうか?

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