- 発達障害を持っていて、自分を表現するのが苦手な方
- 発達障害は無いけれど、自分を表現するのが苦手な方
- 文章を書くのは大好きな方
- ネット大好きな方
こんにちは!ぜろねこ(zero0necco280/@ray0_nya3)です
ブログを開設してから早いものでもう10か月です。ブログを収益化することより今は記事を増やす方向性を重視してるので、大きな収益は来てません。
しかしブログを続けてみて、「良かった!」と思えることが沢山ありました。
また、「発達障害を持つ方にとって、ブログは貴重な自分を出せる場になるのでは?」とふと最近思い始めました。
何故、わたしがそう思ったのか?
今回はその理由に関して書いてみたいと思います。
発達障害者がブログをやったほうがいいと思う理由
ざっくり結論から参ります!
- 自己表現の場の手段を作るため
- 自分と向き合う時間を作るため
- 客観性を身に付けるため
- 他の人とつながれる機会を得るため
- 収益化する為(仕事にするため)
- 独自の感性を持つ発達障害者にしかわからないことを発信する
- 発達障害の様々な当事者の経験談&事例をどんどんネット上にシェアしていく
です。
では、ブログを書いている人はどんなことを日々書いているのか?
わからない事がある度、ネットでいろんなブログを見てきた私が、次からざっくりと挙げてみたいと思います!(^^)/
そもそも一般的にブログ書く人は何を書いているの?
Twitterを始めて、沢山のブロガーさんとフォローし合う機会が増えました。
色んなブログを覗かせて頂いて思ったことがひとつ。
どの記事にも共通している点があります。当たり前のこと書きます。
それは「自己表現しつつ、相手のメリットがあるように(相手に役立つように)書いている」こと。
主に皆さんがどんな内容を書いているのか?
簡単に挙げてみます。
ブログでよく書かれている内容
- 過去の仕事やプライベートで失敗したことを振り返る&対処法を考えて次に生かすための備忘録
- 自分の経験(病気、仕事でのキャリア、育児)などを生かして、ブログネタにしている人
- 旅行した場所や地元のおすすめスポットなどの紹介
- 使ってみた商品のレビュー、実際使用した感想など
- エンタメ系のトレンド記事
- 同じような悩みを持つ人への記事(私は主にここかもしれません。発達障害で悩んでいますので。)
- 様々なジャンルのノウハウ記事
など沢山あります。
その中でも今回ブログを始めることをオススメしたい人は「発達障害を持つ方」です。
なぜ私がそう思うのか?
次からがっつり書いて参ります!!!
発達障害者がブログをやった方が良い7つの理由
①自己表現の場を増やす為
そもそも「自己表現」って何だろう?
自己表現とはそもそも何か。
そこでネットではどのように表現されているのか調べてみました。
自己表現とは自分の内にあるものを別の形にして外部化することを意味する語。自己表現には、自分の考えを言葉で人に伝えることや、自分の感情を反映させた芸術作品を作ることなどが含まれる。(引用元:WEBLIO辞書 https://www.weblio.jp/content/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E8%A1%A8%E7%8F%BE )
つまり、自己表現って「自分の内を出すこと」なんですね。ですので、ものすごーく難しいワケでは無いんです!!
例えば・・・絵(ジャンル問わず全般)を描いたり、ギターを弾きながら歌を歌う、綺麗な景色を写真を撮ってインスタに挙げる方・・・それも立派な自己表現です!
その自己表現の手段のひとつとして、「ブログ」を用いていこう!というのです。
自分の中の想い(考えたこと、経験したこと、伝えたいことetc…)を世に出していく、という意味では、上記の表現方法(絵や、歌、写真、演劇など様々な表現方法)と全く代わりありません。自分と向き合ったり、物事について常に考えて行く機会も増えます。
かの有名な芸術家たちは、常に訴えたい事や伝えたい事、自分の中にある想いを作品にぶつけます。
歌手は、歌を歌うことで人を楽しませたり感動させてくれます。作詞作曲できる人は曲で表現します。いろいろな表現方法があるのですよね。
ブログは、PCとネット環境があれば、それ(自己表現)が出来てしまうんです。ある意味便利な方法とも言えます。
ブログは「文章」が自己表現方法になる
ブログの場合は、表現方法が「文章」になります。
- ブログで日々の想ったこと
- 商品を教えてあげたい!
- こんな場所をおすすめしたい
- 忘れっぽいから、レポート(メモ代わり)にして残しておきたい
など様々な使い方が可能。
「どんなテーマで書くか」は、一人一人全く変わります。
ただブログを作って共通すること。それは、自分で自己表現の方法を持つか持たないかで、救われる手段が増えるのは間違いありません。
②自分と向き合う時間を作るため
ブログに少し、心の救いを求める。(ブログを杖にする。)
①番と少しつながるのですが、「自分と向き合う時間を作るため」にブログを有効活用します。
発達障害を持つ人は、日々の行動で「失敗」の2文字に常に追いかけられている方が多いです
常に自分を振りかえる余裕があれば理想的です。しかし、実際はなかなか難しいですよね?
そんな時の有効手段として、ブログに頼っちゃいましょう。
「自分の想いをブログにぶつける!」「ブログがある!」、と思えるだけでも心持ちが全く変わってきます。
例えば、心がぐらぐらして辛い時、誰かに心無い事を言われたときにブログを書きます。
ひとつ気を付けるのは、目の前に読んでいる他人を意識すること。ただの愚痴日記なら他人に何の価値も与えれません。(共感してくれる人は別ですが)
- 「自分はこんなことがあった、とっても悲しかった(悔しかった)」
↓ ↓ ↓
- 「あのとき自分はこうすれば、良かったかも?(反省や対処法など、振り返って気づきがあれば書く)」
- 「相手のこの部分は絶対におかしい。なぜなら~だからだ!(自分がしっかり考えて、譲れない想いがあればここで書いてみる。)」
怪我をして歩きづらい時に、松葉杖をついて歩くような感覚です。
そうです、ブログ=松葉杖にしてみませんか?
おまけとして、私が2冊所有している(自宅用と持ち運び用に、車の中に常駐!)、オススメ本をご紹介いたします。
亀山ルカさん(@RUKAv2)の本です!
正直、ほんっとうにわかりやすくて何度も何度も読んでます。内容も濃いです。
色んなブロガーさんオススメの本(つまりお墨付き)なので間違いありません!
わたし自身は、アウトプットの仕方が下手過ぎて、まだまだですが。でも諦めず頑張ります!!工夫次第、というのがブログの良いところです( *´艸`)
(うつの方、二次障害になりそうな人は無理しないで、まず元気になるまで休んでくださいね。)
③客観性を身に付けるため
ブログは「人に読んでもらうことが前提」になるため、相手の目線に立った立場(客観性)がとても大切です。
客観性を想像することが苦手な発達障害者には、ブログは良いトレーニングの1つになります。
常に相手を意識して書かなければならなくなるので、必然的に練習になるのです。
以下に例を挙げてみます。
ブログが客観性を想像する練習になる理由の例
- どんな想いでこの記事にたどり着いたのか
- どんなことを必要としている人が見に来るのか
- 誰あてに書きたい記事なのか
- どんな言葉で検索してきているのか
- 誤字脱字は無いか
- もしこの人にすすめたいモノがあるとしたら何か?
など・・・、とっても勉強になる部分が沢山あります。
また、試行錯誤をしていくうちに、客観性が少しずつ身についてきます。
実際の仕事で客観性を身につけていくのは難しいですが、ブログは自分のペースで出来る上でも、落ち着いて物事を考えられますのでオススメです。
④他の人とつながれる機会を得るため
ブログと並行して「Twitterアカウント」を作ることで、同じようにブログをやっている方たちと交流することができます。
最近(2018年10月現在)だと、ハッシュタグ「#ブログ初心者」「#ブロ組」などで検索すると、同じようにブログをやっている方々とつながることができます。
ここで大事なのは、ほかの方々と決して比べないことです!(それでブログを書くのが嫌になったら元も子もありませんよね。。)
ブログのやり方は本当に千差万別です。
ブログを覗く時は、ひとつひとつ勉強させて頂く気持ちで繋がるのが一番いいな、と思っています。
色々試してみていっても「失敗」じゃありませんし、むしろ改善ポイントを見つけられたらラッキーと思っていいんです。それに気付けるのがブログの良いところでもあります。
⑤収益化する為(仕事にするため)
いわゆる「ブログでアフィリエイトをする」ってことです。
ブログに広告を貼って宣伝→確定した場合、あなたの収益になりますよ、という一種の営業方法です。他にも広告をクリックしてもらっただけで収益になるもの(Googleアドセンスなど)など、様々な種類があります
また、ASPと呼ばれる会社を通じて、様々なサービスの広告を貼ることができます。ASPは、ちょうどブログ(アフィリエイトする人)と、広告を出している会社の仲介役に当たります。
イメージとしては以下のような感じです。
広告を出す会社 ←→ASP(仲介する役目を持っている)←→ブログで宣伝する人(アフィリエイトする人)
といった感じでしょうか。
ブログだけで食べていくのは本当に厳しい世界です。わたしも偉そうに記事は書いていますが、ブロガーとしてはまだまだひよっこです。
なので、今している仕事あればそちらは切らず、ブログ片手にやっていくのもアリだと思います。
なお、Twitterフォロワーのミカコさん(@mikakolife )の記事は、アフィリエイトの始め方が物凄くわかりやすく書いてあります。正直ミカコさんの記事を読めば、初心者がつまづきやすい部分をカバーしているので,「ブログを安心して始められる!」と思っています。^^;
アフィリエイトをやってみたくなった方は、以下のリンクを是非参考にしてチャレンジしてみてください♪
⑥独自の感性を持つ発達障害者にしかわからないことを発信する
発達障害を持つ方は、定型発達者(発達障害が無い人)と脳の働きが一般的に違います。
独特の感性のため、わかりづらいのが厄介です。
それも発達障害を持つ人、一人一人で全く症状が異なりますしね。
視覚過敏を持つ人、忘れてしまいやすい人、文字を読むのに苦労する人、臨機応変が苦手な人、コミュニケーションを取るのが苦手な人もいれば得意な人・・千差万別です。
しかし、それらを全部網羅してしまえば立派なブログになります。自分にしかわからない感覚などは、貴重な情報です。
発達障害にしかわからないこと(例:感覚過敏に関して)記事例
- どんな風なことで困っているのか(例: 太陽の光を眩しく感じて困っている)
- それが続くとどうなるのか(例: とっても疲れてしまう。眠くなってしまう。)
- それを緩和するために工夫していることは何か(例: 疲れたら目を閉じて休む、サングラスをして日光を防いでいる、など。)
- 試してみたけどダメだった方法の情報があればそれも書くと、よりいいかも。
と、こんな感じに書いてみるといいかもしれません。
それでは、長くなってすみません!!!(;´∀`)読者の皆様、ここまで大丈夫ですか?
もう少し話が続きますので、勝手ながらお付き合いください!
それでは、次の⑦に移ります。
⑦発達障害の様々な当事者の経験談&事例をどんどんネット上にシェアしていく
上の⑥につながりますが、「発達障害の人にしかわからないこと」=ブログの貴重なネタ&インターネットにひとつひとつ載る貴重な事例のひとつになっていく、んです!
例を挙げてみます!
発達障害の人の経験談などを書く際のネタの例
- 仕事の経験談や経歴
- 自分の仕事で工夫してきたこと
- 発達障害を持つ主婦の方なら、料理や家事で工夫していることとか凄いネタになると思います。(あたまが混乱するので、料理は一品ずつ作る、とか音楽を爆音で鳴らしながら、ノリノリでお掃除してます!でもいいと思う←わたしがやってることです。。)
- 病院へ行っている方は治療方法や、医師とどのような会話をしているのか。どんな治療法をしているのか。
- 薬を飲んでいる方はその感想、体にどんな変化があったのか(レポート形式で書いている当事者の方、実際多いです。)
- 子どものとき困っていたこと。
など、定型発達者(発達障害を持たない人)にはわからない世界を沢山知っています。
貴重な経験をしているのです。
一言で発達障害、といっても症状や困りごと&仕事内容や、生活している場所は人それぞれみんな違います。いろんな体験があるわけです。
いろんな事例がインターネット上でシェアされる=同じような発達障害に悩む人を勇気づけることが出来る貴重な手段となる
と私は思うのです。
それで人の役に立つこともできます。
だからこそ、わたしは、「発達障害を持つ方には、是非ブログを始めて欲しいな」と節に思います。
まとめ
長くなりましたが、もう一度「発達障害の人はブログを始めるべき7つの理由」をまとめます。
- 自己表現の場の手段を作るため→自分の考えや想いを発信する手段を作るため
- 自分と向き合う時間を作るため→自分自身の内面と向き合う機会を設ける
- 客観性を身に付けるため→相手の立場を想像するトレーニングをするため
- 他の人とつながれる機会を得るため→ブログを通じて、他の人と交流する機会を作れる
- 収益化する為(仕事にするため)→物凄く頑張れば仕事に出来る可能性も広がる
- 独自の感性を持つ発達障害者にしかわからないことを発信する→発達障害者にしかわからない世界(例:「感覚過敏に関して困っている」→刺激を受けすぎると疲れる→少し休むと楽になれる・・・etc)を発信していく
- 発達障害の様々な当事者の経験談&事例をどんどんネット上にシェアしていく→発達障害の症状や特性は千差万別。色々な事例を載せることで、インターネット上に沢山の情報がシェアされる。沢山の人の目に増える機会も増えていく。
です!
メリットが沢山あり過ぎですが、ネットに「自分の居場所」をひとつ作ってしまいましょう( *´艸`)
ブログがあるだけでも、毎日がきっと楽しくなること間違いナシですよ!(^^)/