発達障害

発達障害者が好きなことを仕事にするメリット・デメリット

こんにちは♪ぜろねっこ(@ray0_nya3)です。

突然ですが、皆さん自分の仕事は好きですか?

わたしは、正直申し上げると「あまり好きではない」です。(;^_^A

ブログを書くのはとても楽しいですが、もともとの仕事はそんなに好きではありません。

さて、「発達障害を持つ人が好きなことを仕事にすると、メリットとデメリットはどうなのか?」、ご存知でしょうか?

今回は、わたしが考えた「発達障害を持つ人が、好きな事を仕事にしたときのメリットデメリット」を書いてみます。

好きな事を仕事にするメリット

仕事自体が好きなので、頑張れる(こだわる事で細かく突き詰めていける)

ADHDの場合

ADHDの発想力や、コロコロ考えが変わるユニークな特性は、斬新なアイディアを出す時に役に立つ、とよく言われます。

これは本当なのでしょうか?

答えは、「本当でもあり嘘でもある」と、 わたしは思います。

ADHDの特性は仕事に役立つと思う理由
  • 好きなことに対してのアイディアは、実際、結構役に立ちます。好きなことだから考えられるし、実際使えそうなアイディアが思いつくんですよね。
  • アイディアが思いつきすぎて、溢れ出そうor忘れる
  • 目の前やるべき事に集中できなくなる
  • 計画性も無いことを思いつきがちなので、そこは難点かもしれません。

いっぽうASDのほうはどうか?と言われると。次項で説明致します。

ASDの場合

とにかくマニアックに、専門的に、1つのことを突き詰めていける・・とよく言われています。現実的に、好きなことに対しての集中力の強さ、こだわりを持つ気持ちの強さは物凄い人も多いです。「好き」に対して、正直、素直、純粋なんだと思います。

ただ、わたしみたいなADHDとASDを併せ持った人であると、少し話は別になります。

双方の症状(ADHD&ASDのそれぞれの症状のこと)が重なったり、邪魔をし合ったりするので厄介だったりするのです。(-_-;)

自己肯定感が高くなる

「仕事」をこなして生きていくことで、自信がついたり、自己肯定感が高くなる人も多いですよね。

発達障害を持った人も、それは同じです。好きなことだから考えられるし、実際使えそうなアイディアが思いつくとワクワクしちゃいます♪(笑)
以下、「好き」を仕事にして起こること・理想の状態を書きます。

「好き」を仕事にして起こること・理想の状態
  • アイディアが思いつきすぎて、溢れ出そうor忘れる(ワクワクしすぎてドーパミンやばい)
  • 目の前やるべき事に集中できなくなる(アイディアが思いつきすぎで脳内がうるさかったりする。)
  • 計画性も無いことを思いつきがちなので、そこは難点かも。
  • 誰かの役に立っている、という意識
  • どこかの組織に所属している、安心感(ニートだったりすると、意外にこの疎外感が大きい。経験済み)
  • 自分に出来ることがある、という自信

以上の状態があれば、そこそこ理想的です。しかし発達障害者には、ここにいきつくまでが結構ハードルが高いです。

何故なら、「周りとは違う」、「否定的な事を言われ続けて自分に自信がない」、といった悪循環が起こるからです。

なので、もし好きなことを仕事に出来たら、人生そのものが明るくなるでしょうし、自分を肯定できるきっかけにもなる思います。

好きな事を仕事にするデメリット

好きすぎる故に細部までこだわろうとする(メリットでもありデメリット)

発達障害の特性には以下の特徴があります。(ほんの一例です。)

  • ひとつのことに物凄くこだわる。
  • 夢中になった物事に、ものすごく集中できる。(過集中)

こだわることは、1つのことを深堀りして深めていけるので、職人気質の強い仕事には向くかもしれません。

ただ、ある一定の「決まり」がある職場で自分のこだわりを持ってしまうと、職場が求める「完成度」、「やり方」などから大きく外れる場合があります。次項で書きます。

一定の成果を挙げて満足/過大評価をしすぎて自己満足

自分は一生懸命やっていたとしても、職場からはマイナスの評価になる場合があります。

自分は一生懸命やっている!と思ってしまう状態とは
  • 一定の成果を挙げて満足
  • 過大評価をしすぎて自己満足
  • 周りの評価や意見は気にしていない

上記を見たとき、「自分は一生懸命やったのに、なんで?」、と疑問を抱きませんか?

割と深く考えず、「自分は役に立った!」と自画自賛してしまっていたらアウトです。

その評価は、周りからの評価ですか?自己満足で終わってしまっていませんか?

  • やり方やルールを徹底している職場では、個人的なこだわり&やり方が、通用しない場合も多い
  • 一人一人の個性を活かすように人事配置されている職場であれば話は別
  • こだわりが強くても、一定の成果を挙げていれば文句なしの職場も存在する。
  • 「明確なやり方」が基本的に定まっている場合は、「個人的なこだわり」が仇となる場合も多い
  • 多くの職場は「一定のノルマや完成度」などを求めている
  • 自分のやり方が押し通せるのは、社員として求められる基本の仕事がこなせる立場になってから。

自分勝手だ、と思われる可能性もあるので、まず自分のやり方などを押し通す前に、職場のやり方に素直に従うようにする、ことを身に付けるのも大切です。

私自身も、色んな仕事をしてきて実感しました。

社会というのは「仕事が出来る人」を第一に求めています。

その仕事がこなせないのに、「自分のルールを押し付けるのはタブーである」、という謙虚さは持っていて損はないです。

ただあくまでこれも一例に過ぎません。場合によっては斬新なやり方が、職場や仕事に大きな変化や利益をもたらす場合だってあるでしょう。

自分の職場の立ち位置がどうなのか、冷静に客観視するクセをつけましょう。客観視が難しい場合には、職番の人に、仕事が完成した時に、出来を直接聞いてみるのもいいかもしれません。

それが出来るか出来ないかでも、だいぶ違ってくると思います。

仕事に力を注ぎ過ぎて他をおろそかにしがち

「仕事に一生懸命」、って言葉。素敵な響きですよね。

わたしもそういうのに物凄く憧れます。現に、出来ている人に憧れます。うらやましいです、本当に。そういう人って、何故かプライベートもきちんとできちゃうんです。スーパーマンにしか見えません(^^;

もし、「きちんと仕事をこなせたとしても、私生活まで手が回るのか?」と聞かれたら、多分無理です。それなりに工夫はしますが、かなり悲惨だと思います。

きっと仕事に没頭し過ぎて(過集中)、私生活はボロボロになること間違いなしです。どうなるのか?以下、想像できる範囲で挙げてみたいと思います。

  • 過集中後は体がボロボロに疲れているので、廃人状態になりがち。
  • 部屋がごちゃごちゃ
  • LINEの返信適当&忘れる
  • 人と付き合うのも面倒になる。
  • 休みの日は寝るだけ
  • 髪の毛ボサボサのまんま
  • メイクはするけど適当
  • 服装も適当

もう一人の大人としての基本を見失っています。過集中で仕事を頑張りすぎたとしたら、あんまりプライベートは良くない方向へ行きそうです。

もちろんこれらが問題なくこなせてしまう発達障害の方だって中にはいらっしゃいます。人によって症状の重さも、苦手や得意とする部分もまったく違うからですね。

医者は適職を紹介してくれるのか

主治医にこれを以前聞いてみました。

お医者さんなら、こういった情報が詳しいんじゃないか

と完全にゲスで甘ちゃんな考えを持っていました。

答えは「紹介などは行っていない。」です。

今思えば、当たり前ですよね、お医者さんですもの。(^^;

ただ、それにつながる診断書を書いて下さったり、生活しやすく(生きやすく)してくださるためのサポートを行ってくれる(薬を出したり、時々アドバイスをしたり・・)存在が、医者です。

以前もご紹介したことがある、栗原類さんの著書が、代弁してくださっている箇所があるので引用します。

医師ができるのは、患者さまが生きやすくなるための治療やカウンセリングまでで、その人に向いている仕事の凱旋やマッチングができるわけではありません。

出典:「マンガでわかる 発達障害の僕が羽ばたけた理由」 栗原類、著

 

まとめ

ざっと思いつく限りの、メリットデメリットを挙げてみました。

最後に要点をまとめてみます。

  • 好きなことを仕事にすると、没頭できたり、極めることで頑張れる可能性がある。
  • 好きなことに一生懸命真面目に取り組めるので、職場の相性が合えば長く働ける可能性が大きい
  • 好きなことを仕事にすると、自分のこだわりが前に出過ぎて、職場のルール、完成度、などを無視してしまう可能性がある。
  • こだわりによって、職場の一定の方向性を無視しがちな場合は、他人にアドバイス(意見)をもらったりして、客観視するクセを付けるようにする。
  • 自分の職場の立ち位置も理解するクセもつけていく。
  • 過集中を起こし過ぎて、仕事どころか体にかなり負担をかける可能性がある
  • 過集中を起こしすぎて、プライベートをおろそかにしてしまう可能性がある。

という内容でした。

得意なところを見つけたらどんどん伸ばしていって、いつか天職に巡り合えるように少しでも進んでいければなぁ、と思います。