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ADHD

【発達障害/ADHD/ASD】過集中を起こしたらどんな状態になる?対処など

こんにちは!ぜろねこ(zero0necco280/@ray0_nya3)です♪

「発達障害系の記事をたくさん書く!」と改めて、最近決意しました。(;^_^A

しかし、専門的な知識より、わたしの経験談や対処法などを、ブログ内では書いていくつもりです。

専門的な知識は、専門家の方のほうが詳しく書けます。同じようなサイトはいくつも要らないので、補足などが必要な場合は沢山リンクも貼っていきたいと思います。

さて今回は、発達障害の特徴のひとつ、「過集中」にスポットライトを当てたいと思います。

  • これって過集中?
  • 過集中になった人のエピソードの一例が知りたい。
  • 主な対処法はあるのか?

こういった疑問を持った方にお役に立てる記事になっています♪

 

そもそも過集中とは何?

過集中とは何なのか。

発達障害者によく見られる特徴のひとつ

一言で言い表すとFFで言う「バーサク状態」。止まれって言ってるのに止まれない、周りが見えなくて突っ込んでいく、暴走する車や列車のような状態です。

過集中とは

通常の集中力は、適度なタイミングで「やめようとすればそれなりにやめられる」ものが多い。しかし、過集中においては、「やめたくてもやめられない。夢中になり続ける。没頭している。周りの声が聞こえない位、過度に集中した状態」を指す。

この過集中、発達障害者にはとても多いんです。

その特徴としては以下のような感じ。わたしの経験してきたものと一緒に、ざーっと並べてみますね。

過集中で起こること、とは。

過集中で起こること
  • 仕事や趣味など、物凄く没頭した時に、周りが見えなくなるほど集中力を発揮してしまう場合があります。
  • 神経が高ぶってしまっている。
  • 体が常に緊張状態になっている。頭も変に冴えてしまっているので、途中で中断するのが難しくなる。
  • 周りに邪魔される、または作業を中断させられると、怒りがわいてきたりする人も。
  • 周りの声が聞こえない。こだわり続けて目の前の物事に没頭する。
  • 客観性はゼロになる。

これだけ見ると、とっても便利な特徴に思えますよね?

しかし、現実は廃人になるほど追い詰められたり・・と大変です。

ガチガチに体が緊張し続けて、ひとつの物事に没頭し続けて、時間さえも忘れる。

周りの人の声も聞こえない(というか、聞きたくもない)状態って、体には大きな負担がかかってるんです。

疲れている感覚すらもわからなくなるので、無理をすると倒れたり、命を落とす危険性もあります。

うまくコントロール出来るようになるのは物凄く難しいのです。

だから、体に慣れさせるしかありません。

過集中の原因とは?

なお、どうして発達障害者は、「過集中」を起こす人が多いのか。

  1. もともとの脳の働きの違う
  2. 物事の捉え方や感覚が、定型発達(発達障害を持たない人)と異なる
  3. 結果的に物凄い集中力(過集中)を起こしやすくなる

という流れになります。

過集中を起こしてしまいやすい仕組みに関して、わかりやすく説明しているサイトがあります。、以下も是非ご覧ください。(わたしも以下の記事を読むまで、原因を知りませんでした。)

過集中を起こすとどうなるか(時系列別)

過集中を起こすと、一日の状態が全く変わります。

ですので、時系列別に沿って様子を思い出せるだけ書いてみたいと思います。

私的には、コンサータを飲んだ後が過集中を起こしやすいです。(なので、よほどやっつけの仕事が無い限りは、短時間スパンにしたり工夫をします。)

過集中開始(作業開始あたり)

この時は頭が冴えています。得意な作業限定ですが、とにかくテキパキと物事をこなせることが多いです。いつもぼーっとしているのが嘘のよう。

この時はまだまだ、始めの段階なので、そんなに体に負担はかかっていません

過集中起こしてしばらく経ったころ

3~4時間経ってくると、だんだん疲れてきます。わかりやすく体に表れてきます。

  • 目の前がクラクラ、チカチカしてくる。
  • 筋肉が過緊張(ガチガチになりまくり)なのがわかる。
  • 少し心拍数も上がっているような気がする(緊張のため)
  • だんだん頭の働きも悪くなる(ADHDだとケアレスミスも出てくる人も
  • 眠くなってくる。
  • 脳は働かせようと思えば働く。ただし疲れているし、緊張状態なので、ギリ状態

過集中起こして終盤あたり

  • 体がガチガチになり過ぎて、全然リラックス出来ない
  • 眠いのに、やたら頭は働く
  • 休みたいのに休めない(神経が高ぶって、眠りにつくことが
  • それがなんだかとっても悲しい、涙が出るときがある(結構きつい
  • 廃人状態
  • 肌ボロボロ、体もボロボロ、
  • 人と話すことでさえも「疲れる」と感じる。
  • ひとりでいたくなる。
  • 休み方、眠り方がわからなくなる。
  • 体がふらつく
  • 眩暈がするときも稀にある

とにかく、一言で言い表せないほどキツイです。

過剰に体に負担をかけ続けた結果、こういった代償が待っているのは毎回本当に地獄です。(;´Д`)

極度の過集中へ抑えるための対処法

以前の記事「ADHD×ブログ運営」でも書いたことがあるのですが、

改めて簡単にまとめてみます。

時間を決めてやる。(ストップタイマー使用)

スマホのアプリでもOKです。

  • 一時間ずつのスパンでやれるように設定
  • 20分~の30分の小休憩を必ず挟む
  • 短時間ごとにやることで極度の過集中を防げる
  • 「過集中に頼りすぎると、体は絶対大変なことになる。だから一時間たったら必ず手を止めて、休む」と決める。(発達障害者は心から納得すると、行動しやすくなることが多いため)

お風呂に入る

  • 高ぶったからだを緩めるために、風呂に入るのもあり
  • のぼせて疲れるよりは、ぬるま湯にゆっくり浸かるほうが体への疲れも少なめで済む
  • シャワーだけはNG。(体があまりあたたまらない)

過集中に陥ると、風呂も忘れる方多いんです。

でもお風呂に入ることで、嘘のように体が緩む&温まります。自宅でしたら、休憩中に入るのもおススメです。

アイマスク&耳栓&暗めの場所で寝る

視覚と聴覚を遮って、脳を休めるために寝てしまう。

頭が冴えて眠れないことも多いので、そんな時は「目を閉じるだけ」でもOKです。

この時色んな感覚の刺激を受けると、かえって疲れてしまいます。

なので脳を休ませる意味でも、アイマスクや耳栓などで感覚を遮るのは結構使えますよ。

あと、眠れないからと言って、自分を責めるのはやめましょう。目を閉じるだけでもOKです。

ハーブティーなど、体に刺激を与えない&暖かい飲み物を飲む

↑のお風呂につながりますが、こちらも体の中から温まるのでおすすめです。

コーヒーは体をかえって刺激してしますので、あまりお勧めできません。

  • しょうが湯
  • ココア
  • ハーブティー(カフェインレスのもの)
  • ほうじ茶
  • 麦茶
  • レモネード

など沢山の温かい飲み物がありますので、お好きなモノを飲みながらゆっくり休むのも良いと思います。

 

まとめ

今回は「過集中を起こした時の状態はどうなるのか?」、を書いてみました。

過集中もうまくつきあれば、大きな武器にもなるんです。だけど、コントロールが難しいがために、大きな代償になってしまいます。

  • 過集中時はまるで、バーサク状態。暴走しているよう。
  • 自分でのコントロールは基本的に不可に近い。
  • コントロールする方法を覚えたら、強力な武器にもなりえる。
  • 短時間スパンにする。1時間ごとに休めるならとにかく休む。
  • 休憩方法→風呂、あたたかい飲み物を飲む、寝る、五感を遮って目を閉じる

これからもし、いい方法がまた見つかりましたら順次書いていきます。

今回はこれで終わります。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました♪