- 自己肯定感を上げる本で、どれを読んだらいいかわからない方
- 他人が苦手な人、苦手な人の前で委縮してしまう方
- ありのままの自分になりたい方
- とにかく自己肯定感上げたい方
こんにちは!ぜろねこ(zero0necco280/@ray0_nya3)です。
「自己肯定感」という言葉をご存知ですか?
自己肯定感とは
「自分は大切な存在だ」「自分はかけがえのない存在だ」と思える心の状態。
自分を肯定している感覚、感情などを指す
引用元:はてなキーワードhttp://d.hatena.ne.jp/keyword/%BC%AB%B8%CA%B9%CE%C4%EA%B4%B6
上記は、はてなキーワードで「自己肯定感とは」、と検索すると出てきます。
本当の意味で、「自分は大切な存在だ」「かけがえのない存在だ」と思える人はどのくらいいるのでしょう?
今回は、なかなか保つのが難しい「自己肯定感を上げるサポートをしてくる本」を3つご紹介したいと思います!
Contents
自己肯定感を上げる系の本オススメ3冊
敏感過ぎるあなたが7日間で自己肯定感を上げる本
タイトル通りの本です。(笑)
「7日間で自己肯定感なんて本当にあがるの?」と思いましたが・・・。
「7日間で自己肯定感をあげる本」=「7日間で上げるための基礎作り」、と言い換えたほうがいいかも。
結局こういうのって習慣づけなので、7日過ぎても続けていく必要があります。
著者の根本裕幸さんによると、受験の短期講座に臨むような感覚で取り組んで欲しいと。
ただ、人によって出来る日出来ない日があると思います。
個人的には、時間の取れる時に落ち着いて取り掛かるのがオススメです。
- 今の自分に意識を向ける
- 過去を見つめなおす→思春期の失敗(恥ずかしい思い出など)&失恋などを振り返る
- 過去の家族関係を見つめなおす→親に否定されたりした過去などのふりかえり
- 自己肯定感を高める→責めたりする自分自身のふりかえり
- 自分のペースで人間関係を築く→他人との関係の振り返り
- 敏感であることを強みにする
- 自分が本当にしたいことを実現する
この7日間をきっかけにして、他人と自分を比較してしまったり、すぐ自分を責めてしまう習慣をどんどん減らしていく。
例え途中で落ち込んでしまっても、スタート地点に戻って、「自分はこれでいい」と思える瞬間を増やしていく練習をしていく感じです。
特にこの本は、少しでも効果を早めたい方に「段階的に7日間」に絞ってあるといえます。
本の一章ごとにまとめがあり、質問に答えていく形で自分自身を見つめ直していく構成になっています。
- 7日を過ぎたらどう過ごせばいいのか
- また元に戻ってしまいそうになったら、どう対処したらいいのか
といった、アフターフォローに関しても載せてあり,著者の心遣いが感じられる本です。
他人とうまく関われない自分が変わる本
「敏感過ぎる人」=HSPで有名な、長沼睦雄先生による著書です。
タイトルを読むと、コミュニケーション術の本っぽいですよね?(^^;
ですが、中身は「トラウマになる相手の対処の仕方の本」です。
自己肯定感の裏側には、子供の頃の「トラウマ」が絡んでいる場合も少なくありません。
※HSPに関しては、以下のリンク先が詳しかったです。
幼い頃の心の傷=「発達性トラウマ障害」、をテーマに話が進んでいきます。
- 子供の頃の経験が、自己肯定感を作る土台になっている。
- 心の傷がトラウマとなり、自己肯定感の上下にも影響してくる。
- トラウマとの相手の向き合い方
著者の、実際の患者さんの臨床例も多く載せてあるので、自分に思い当たる例が見つかるかもしれません。
少しネタバレになるのですが、この本でわたしが一番オススメしたいところは最後の章です。
「トラウマの対象への向き合い方。」
実は知りたい部分はここでした。
エヴァンゲリオンのシンジ君みたいに、「逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ・・。」と思い込んでいたのです。
現に、わたし自身も苦手な人は沢山います。基本的に、会話が出来なくなる人とは疲れるので距離を置きます。
余計なエネルギーを削られてしまうので、疲弊するんです。
でも、この章を読んで、「逃げて良いんだ。」と再考出来ました。
わたしは、こうして”本当の自分”になる。
これでもか!、ってくらい、自己肯定感について深く切り込んだ本です。
著者のakkoさん自身の経験や考えをひっくるめて、「自己肯定感」について一冊まるまる探っていく内容になっています。
全体的にとても良い内容の連続です。
びっくりした気づきがいくつかあったので書きます。
- 周りから見て「自己肯定感が高い」、安定したほど「自己肯定感」というコトバを知らないし、意識もしていない
- 自己肯定感が低いひとは、自分自身で、「自分の育てなおし」を行う必要がある
- 自分を育て直しをするとき必要な視点は「自分がどういう人間か」。
- 何かを育てることは、育てる対象の「質に合った世話が出来るかどうか」であるといえる
- 「なりたい自分」になるよりも、「これが私」と本来の自分に近い生き方のほうが疲れず生きていける
- 親を満足させるためじゃない。自分を満足させるために選択力を磨く
- 人に甘えることに大切さ(実は人に頼らないことで、近寄りがたい人という印象を周りに与えていたりする)
- 自分を受け止められるようになった時、どんなことが起こってくるのか(変化)などに関して
他にも載せきれないくらい(本は付箋だらけになりそうです。)、いいことが沢山載っています!!
特に好きな部分を引用します。
自分の未熟さや欠点を、自分で気が付いたり人から指摘されたりしたとき、幼い頃の経験がよみがえって恐怖で頭の中が真っ白になったら、心の中でこう自分に語り掛け、自分を落ち着かせるようになりました。
「大丈夫、死なないよ。殺されないよ。」
引用:「わたしは、こうして”本当の自分”になる。」(P.136より引用)
自己肯定感をあげるときに必要な視点、毒親に育てられて昔出来なかったことをあえて今やってみる、自己肯定感が上がったあとの変化など、目から鱗の内容が盛りだくさんの本でした。
3冊の本、それぞれのオススメの読み方・選び方
- 自分自身とじっくり向き合い、対話する感じでゆっくり段階的に進めていきたい場合→「7日間~」
- 時間が取れるので、本を丸ごと一冊通してワークをやってみたい→「7日間~」
- トラウマを知りたい→「他人と関われない自分~」
- トラウマ(何か心にグサッとひっかかるような、苦手な人)への向き合い方を知る→「他人を関われない自分~」
- 自己肯定感を実際に克服した人の体験談が読みたい→「わたしは、こうして~」
- 自己肯定感をあげる時に必要な視点、やってみたらいい事の一例を知りたい→「わたしはこうして~」
まとめ
いかがでしたでしょうか。
自己肯定感、というキーワードに縛られない人生を送りたいなぁとずっと思っていました(^^;
本を読んだからと言って、すぐ上がるわけでは無いかもしれません。
何度も何度も、戻ってきたりすることもあるかもしれない。
ですが、少しでも変化に気づくことがあれば、それは自分を認めるための一歩なのかもしれません。
この記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです♪
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